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調剤室の紹介

近年、拡充する薬剤師業務のなかでも、薬剤師法で一番にあげられる「調剤」は最も基本的な業務となっています。調剤室では大きく、1)内服薬の調剤、2)麻薬管理、3)治験薬(内服薬)の管理、4)オーダリング・システムの薬剤情報管理(内服薬)、という4つの業務が行われています。
 
調剤室の業務内容

調剤室の業務内容

 

調剤

ひとことで「調剤」といっても、それは単に医師の処方せん通りに薬を集めるということではありません。医師が薬を処方してから、患者さまが安心で安全な薬物療法を受けられるまでの一連の業務のことをいいます。
 
調剤業務の流れ

調剤業務の流れ

 
調剤業務の流れ

処方せん鑑査時の疑義紹介について

処方せん鑑査時の疑義紹介について適正な薬物療法を実施するために、まず処方せんに不備や間違いがあってはなりません。

そのため、薬剤師は薬を取りそろえる前に、処方せん鑑査を行い、その内容に不備や疑わしい点がある場合には、処方した医師へ疑義紹介(問い合わせをして確認する作業)を行っています。

その際、患者さまへお薬をお渡しするまでに時間を要する場合もございます。患者さまや医療スタッフの皆さまの、ご理解をご協力をお願いいたします。

麻薬管理

医療現場において、麻薬は疼痛緩和の目的で広く使われています。しかし、その扱いには「麻薬及び向精神薬取締法」により、厳格な管理が求められています。当院では、麻薬管理者および麻薬担当者をおいて、麻薬の出納管理・検収および保管・管理・廃棄に関する業務を行っています。

治験薬(内服薬)の管理

治験とは

新しい医薬品は、研究の開始から世の中に誕生するまで、9〜17年の年月と多額の研究開発費を要します。
治験とは、この開発過程の1つで、ヒトを対象に薬の安全性と有効性の最終チェックを行う試験のことをいいます。
当院では、治験が適切に行われるよう、治験管理室を設置し、医師を中心とする医療スタッフなどがチームで治験管理に関する業務を行っています。

治験推進への取組み

薬剤部では、治験管理室に薬剤師を配置し、治験に関する事務手続きや支援、治験で使用される医薬品の一元管理を行っています。

調剤室では、当院で行われる治験の薬(内服薬)を、他の医薬品と区別し、保管・管理しています。

お知らせ

 

オーダリング・システムの薬剤情報管理

当院では、オーダリング・システムの導入により、処方せん発行・検査依頼・会計などはコンピュータを介して行われます。
しかしながら、その運用には情報の管理が必要不可欠となります。

当院では、院内処方せんで出される医薬品(内服薬)は約1,300品目、院外処方せんで出される医薬品は約2,000品目あり、それらの医薬品には厚生労働省や製薬会社から、副作用情報や安全情報が出されるなど、膨大な情報が付随しています。そこで薬剤部では、患者さま中心の安全で、よりよい医療を目指し、オーダリング・システムに以下のような情報を組み入れ、適宜更新を行っています。
 

  1. 薬剤の併用に関する禁忌情報、警告情報
  2. 同効薬(他科および90日前までの警告)
  3. 妊産婦禁忌薬剤
  4. 患者禁忌薬剤・ペニシリン系・ピリン系・ヨード系・キシロカイン系
  5. 内服薬の最大投与量
  6. 粉砕不可薬剤
  7. 分割不可薬剤
  8. 副作用情報、警告・禁忌情報
  9. 最大投与日数
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