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臨床指標

《QI:医療の質を測定する臨床指標》

 日本病院会QIプロジェクト
当院は2016(平成28)年度から参加しています。

全国自治体病院協議会 医療の質の評価・公表等推進事業

《QC:医療の質を向上させるための具体的な取り組み》

2018年4月27日現在、 4つのプロジェクトの進行を支援しています。

特別食オーダ向上プロジェクト

入院している患者さんに適切な食事(食種)を提供することは、健康の回復・維持にとって重要であり、当院でもさまざま治療食(特別食)を準備しています。
 
ただ、実際には、入院期間が短く変更が間に合わなかったり、必要な情報が担当者に届くのが遅れたりすることで対応が遅れることがあるため、病棟看護師と管理栄養士の協働により現場の職員が自ら食事の選択過程を見直すことで、より適切な食事を提供できるように改善していくプロジェクトに取り組んでいます。
 
昨年度は、全体で約10%向上し、今年度も、引き続き取り組んでいく予定です。

栄養食事指導向上プロジェクト

病気になった際、手術や化学療法・放射線療法など様々な治療と同様に、食事も治療の一つとしてその重要性が見直されてきています。
 
特にがん患者さんは治療の進行に伴い、食欲不振や副作用による消化器症状などで食事が摂れなくなることが多く、栄養食事指導が必要となりますが、食事が摂れなくなってからのアプローチでは、患者さんの食への関心が薄れており、効果的に改善を図れない場合が多いようです。
 
そこで、管理栄養士が中心となり病棟スタッフと協力しながら、治療が決定した段階で「初期のカウンセリングから開始する栄養食事指導」を行い、悪くならないようにする取り組みを進めています。

PICC導入プロジェクト

中心静脈カテーテルとは、絶食中の高栄養点滴や抗がん剤の投与をする際に、体の中心に近い太い血管にカテーテルを留置することです。日常的に行われている医療行為ですが、時に重篤な問題を引き起こすことがあり、医療機能評価機構では、『中心静脈カテーテルの挿入の適応については、末梢挿入型中心静脈カテーテルによる代替えを含め、慎重に決定する』ことと提言しています。
 
末梢挿入型中心静脈カテーテル(以下PICCとする)とは、一般に肘付近の静脈からカテーテルを挿入する方法で、腕を曲げると流れにくくなる等のデメリットもあるものの、重篤な問題に至る危険を回避できます。
 
当院では、前述の機構の提言を受け、PICCを中心静脈カテーテルの選択肢のひとつとして導入すすることとしました。PICCの研修を受講した医師をプロジェクトマネジャーとし、医療安全管理室・研修を終了した医師が所属する診療科を担当する看護師・臨床工学部等、PICCに関わる多職種でPICC導入プロジェクトに取り組んでいます。
 
現在は、医師・看護師の手技の統一のため、医師については院内研修の修了を条件とした「登録制」とし、研修医については「院内研修修了証」を発行、看護師については「維持管理」研修の受講を原則必須とする制度を開始したところです。

IPE推進プロジェクト

現代の医療は複雑化しており、一貫したチーム医療を進めるためには、価値観の異なる複数の領域の専門職者が、平等な関係性のなかで相互に尊重し、多職種協働(Inter-professional work:IPW)を実践する必要があります。
 
さらに、IPWを実践できる人材の育成には、複数の領域の専門職者が連携やケアの質を改善するために、同じ場所で共に学び、お互いから学び合いながらお互いを学ぶ、多職種連携教育(IPE:Inter-professional education)を、単一職種によるアイデンティが潜在化している新採用時から開始することが重要です。
 
そこで、病院局全体としてのIPE体制の整備を目的とし、多職種の有志でプロジェクトを立ち上げ、全体的な方向性を確認しつつ、具体的な教育方法の検討を進め、第1弾として新採用者研修をリニューアルし、リラックスした雰囲気の中で自由に意見交換するワールド・カフェを開催しました。
 
今後は、引き続き職種間の垣根を取り払うよう努めながら、さらにテクニカルスキル(医療技術)を支えるノンテクニカルスキル(コミュニケーション、チームワーク、リーダーシップ等の非医療技術)の啓発を進めていく予定です。

診察券更新プロジェクト(完了)

診察券更新の準備が整い、今年1月より診察券の更新を開始できましたので、ミッション完了ということで解散しました。

《CSES:医療の質を評価する患者満足度・職員満足度》

2017年度に実施した患者満足度調査の結果を公開いたします。

《病院機能評価:医療の質を担保する基本的な活動が適切に実施されているかどうかの第三者評価》

関連ページ

「医療の質」総合管理センター

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